なぜ自作ブログなのか

世の中には,Qiitaはてなブログなどのブログサービスがたくさんあります.おれおれの自作ブログよりも有名なパブリックサービスを利用したほうが,多くの人に読んでもらえる機会は増えると思うのですが,筆者の性格上,そのようなところに投稿する場合,投稿する前に,「内容はこれでいいのか」,「こんな内容で投稿するのは嫌だ」のような,意味のないプライドが投稿する邪魔をします(自分のことだからよくわかる).ブログをはじめた目的が,文書を書く練習することなので,少しでも投稿することに対してのハードルを下げるために,自作ブログという手段を選びました.

なぜHugoなのか

はじめのころは,下の図のような仕組みを考えていました.

自作ブログの初期構想

リクエストに応じて,対応する記事のMarkdownをHTMLに変換して,変換したファイルを返すという処理を実装していて,初期の頃はこれでいいかと思っていたのですが,タグくらいは欲しいなぁと思うようになり,ページ分割どうする?となってしまったので,初期の構成をあきらめ,Hugoに乗り換えました.また,完全に言い訳になってしまうのですが,初期の構想を考えていたのが,2021年の10~11月頃で,途中から卒業論文の執筆などで中断してしまい,やる気がどこかに行ってしまったのも原因です.

Hugoは静的サイトジェネレータとよばれるもので,サイトの雛形生成やユーザに応じてデザインを変更しやすくする仕組みを提供してくれます.ユーザはMarkdownでページを作成でき,HugoがHTMLに変換してくれます.

Hugoにはたくさんの便利な機能がありますが,基本的には「ジェネレータ」です.MarkdownをHTMLにビルドするだけです.つまり,ビルドしたファイルを,グローバルなサーバに転送し,なにかしらの方法でインターネットから見えるようにすれば,それはブログとして成り立つということです.Hugoの機能はとても複雑ですが,役割自体はとてもシンプルなので,筆者はHugoを使いました.

おわりに

Hugoのおかげで,簡単に自作ブログをはじめることができました.筆者の場合は,一晩で構築することができたので,なるべく早く,簡単に自作ブログをはじめたいという人には,Hugoのような静的サイトジェネレータを利用するのがいいじゃないかと思います.